HIVとはヒト免疫不全ウイルスのことで、エイズの発症に繋がるウイルスです。もしも怪しい症状が頻発するようであればHIV検査を使用してみてはいかがでしょうか?HIVから発症するエイズは早期治療で病気の進行を遅らせることが出来ます。

唇に触れても感染しないが、HIV検査をおすすめ

 HIVウィルスは、インフルエンザウィルスなどと比べると、感染力の弱いウィルスです。人体内でしか増殖できず、体外に出ると空気、水、熱ですぐに死滅します。そのため、感染者と唇でキスしてもうつる心配はありません。唾液でもうつりませんが、感染者が口腔内で出血している場合は、感染の可能性があります。血液では感染しますので、他人と歯ブラシやカミソリを共有するのはやめるべきです。
 他人の血液が、自分の粘膜や傷口に触れるようなことさえなければ、日常生活を送っていて感染することはありません。同じ蚊に刺されても感染はしません。
 感染の心当たりがあるような場合は、感染の有無はHIV検査によってしかわかりませんので、早めに検査することをおすすめします。HIV感染症の潜伏期は3ヶ月ですので、その時期を踏まえて検査することが大切です。万が一感染していた場合、治療の開始は早ければ早いほど予後が良いので、むしろ早期発見できて幸運だったと言える面があります。HIVウィルスに感染してからエイズを発症するまでの期間は、10年と言われていましたが、最近は1年から3年で発症することもあると報告されています。治療は時間との勝負とも言えます。医学のめざまし進歩により、エイズを発症しても、すぐ死に至るわけではなくなってはいますが、普通の生活を送るのは極めて困難になります。感染直後から治療を開始し、薬を飲み続ければ、ずっと通常の生活が送れて、天寿をまっとうすることもできます。しかし、治療が遅れて、免疫細胞が相当破壊されてしまうと、さまざまな不調をきたし、健康が相当に損なわれます。エイズは少し前まで不治の病とされていました。治療をしなければ、現在でもそれは同じです。